JET

今週は!小田和正さんコンサートに行ってきました。さいたまスーパーアリーナ。8月の東京、9月の横浜公演が取れず、10月の今回は、この会場の1日目のA席、と人気のなさそうなところを狙って、やっとチケットが取れました。

私の席からの眺めです。右下がステージです。私の両側のお客さんが「こんなに悪い席初めて、、、。」とつぶやく、(全然知り合いではない人たち)そんな席でしたが、始まってみれば、小田さんはステージにいることは少なく、写真の遊歩道のようなところを歩きながら歌ったり、丸い踊り場のようなところでスタンドマイクでギターを弾きながら歌ったり、ステージから前に出たところにピアノがあり、そこで歌ったり、どの席に当たってもみんなが楽しめる工夫がされていました。ちなみにステージにいる時の小田さんも背中が拝めます。

写真の白いボードののようなものはプロンプターで、たぶん写ってない両脇にもあったので、5つのプロンプターは小田さんが移動しても目線を前に向けた姿勢で見れるようになっています。始まったときは(あら~^^)と思いましたが、若々しいとはいえ年齢考えればそうだよなー、私だって譜面にかぶりつきだもんな、と思ったりしました。あと、コロナが収まったらお客さんもプロンプター見て一緒に歌えるな、と思いました。時々赤字の単語がありましたが、あれはやっぱりお客さんの視線を意識しての強調なのかな、と思いました。

照明はさわやかな雰囲気で途中の紙吹雪もキレイでした。

私はファンなので、会場を目指すさいたま新都心駅で駅員さんの「改札前で止まらないでくださーい」で(たくさんの人が楽しみにここに来たんだな)と思ってウルウル来てしまい、ステージの小田さんが歩いてこちらに来て手を振ってくれるとウルウルで、そんな状態でしたが、最後の演奏メンバーの大写しのお顔も素敵な表情で、そういったこともとてもうれしかった。

一番印象に残ったのは「生まれ来る子供たちのために」でした。小田さんは人生の先輩として本当に未来を心配して、愛を残そうとしてくれるような気がしました。私もそろそろそういうことを意識したいと思いつつ、まだまだ自分の事ばかりであります。でも、愛はぐるぐる回る気がするので、放って、受け取って、そうやってみんなが幸せな気持ちを自然に持てるのが成り立ちとして美しいですね。

以前、オフコースの武道館10日間公演は10日やらないと黒字にならなかった、というようなことをどこかで読んだことがあったので、お金のこともちょっとどうなってるのか気になったりしました。スポンサーが付いているということで、また違うんだと思うのですが。

 スポンサー(にかかわらず、一緒に仕事をする、利害関係を持つ)の考え方も、私の性格としてはお金出してもらう分窮屈になりそう、とか思うタイプですが、大人の考えとしては、一緒に組む人のためにも、自分は自分に責任を持ち、一緒に組む人を信頼するという形で相手にも責任を持った生き方をしてもらう、そういうのが美しいし、大人だな、と思いました。

 あと、コンサートグッズに「マスコット」というのがあり、サイズ約170㎜の、布で作った小田さんの中に綿が入っているというものがあったのですが、注意書きに※すべて手作りのため個体差がございます。…とあり、「えっ、、、」と思いました。もしかしてファンクラブ運営の人が夜なべをして、、?いや、老人ホームのお年寄りの手先の器用な人が1個1個、、、?などと妄想を膨らませました。

 

うまく言えないけど、感動しましたよー。

JETは、開演前にかかっていた曲です。ほかにもあの頃のベストヒットUSA な感じの曲がかかっていました。