今週は、映画「グッドバイブレーションズ」を見てきました。私はこういう感じの映画は好き。テリーフーリーさんという実在の人物を通して1970年代のアイルランドとパンクを描いた物語です。なんとなくアイルランドの紛争のことは聞いたことがあったような気がするけど、1998年の合意までバタバタしていたのは知らなかった。アイリッシュダンスとか音楽などはなんとなく知っていて「アイルランドってそういう国」とあまり宗教や政治のことは知ろうともしなかった。映画はそういうことは背景として描かれていて、面白いところはテリーさんがパンクに目覚めるところとか、自分の押しのバンドをイギリスのレコード会社に売り込むところとか、音楽の部分で、全然重い感じの映画じゃないけど、でも、どれだけテリーさんが変わり者で必死に何かを求めて自分を曲げずに頑張ったか、それは背景を知ることでその凄さが浮き彫りになります。でも、奥さんは大変だろうなあ、と思いました。面白かった。
あと、Jacob Collierさんのライブを見に行ってきた。外国の人が多かった。お客さんは暖かいというか熱いまなざしというか、乗りが良い感じだった。ジェイコブさんは、YouTubeで見た感じそのままという感じ。楽しそうにいろんな楽器を弾きまくり、お客さんに歌わせて、落ち着きなくあちこちうろちょろして、きれいなハーモニーも変な曲の切り替えも好きみたいな感じでした。私が特に印象的だったのは、没入するような演奏スタイル。それもまあYouTubeのままでしたが、没入して楽しそうに楽器を弾いたり叩いたり(ドラムも叩いていた)、それが楽器がうまくなる秘訣なのではないかと思いました。そしてその感じは、田島貴男さんを少し連想しました。
そして今日は、一日ぐうたらしまくってしまった、、。そんな日もあっても良いじゃないか、と自分をなぐさめたり。
今日のYouTubeはこれにした。YouTubeのところに「Driver:Tim Lechman」てなっていたのが、チャーミングだと思いました。あと、なんか楽しそうだしね。