日比谷図書文化館

今日は、「祖父江慎+コズフィッシュ展 ブックデザイ」を見に行って来ました。

ブックデザインて、何をやるのかどこまでやるのかさっぱり??な私でしたが、祖父江さんと言う方の、飽くなき探求心、好奇心は恐れいったよ。職人のようであり、悪ふざけのようでもあり、アーティストのようでもありました。
アバンギャルド?な感じが得意かと思いきや、夏目漱石の本もやっていて、フォントへのこだわり、文字の位置、大きさ、点の大きさなど、気が狂いそうなこだわりでした。
たぶん代表的なお仕事と思われる、装丁の解説の展示物として私の目を引いたのは、吉田戦車さんのマンガと「かないくん」という絵本でした。
吉田戦車さんのマンガでは、おそらく常識をひっくり返したような感じのイメージ、「かないくん」は、繊細に本の世界を深めるようなイメージ、で、とても気になりました。図書館で探してみます。
ところで、展覧会の名前は私の間違いでなく、もともと「ン」が無いんだよよー。
写真は、日比谷公園の木です。
いや、でも思い当たったのですが、プロの仕事は、どこも気の遠くなるようなこだわりと作業がありそうですね。
そんな仕事が、私たちの「なんとなくいいな」を導いていると思うと、謙虚な気持ち?になります。